【男性の育休取得は必要?】男性の育休取得について検討すべき5つのポイントを解説

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1.「育児・男性育休」を知る
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この記事では、育休を取得した当サイトの管理人が、男性の育休取得を検討する際の5つのポイントを整理しました。

妊娠をきっかけに、「パパの育休取得が必要か?」と悩むことはないでしょうか?

実際に私も妻の妊娠がわかった際に、取得するべきか、取得するとした際、どんな生活になるのだろうかと悩みました。

近くにロールモデルになる知り合いがいれば、参考にできますが、

会社でも男性育休取得者が少なく、全くイメージが湧きませんでした。

そのため、この記事では、育休を取得した当サイトの管理人が、

男性育休を6カ月取得すると決めるまでに検討したポイントをまとめました。

せせらぎ夫婦
せせらぎ夫婦

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 男性の育休取得は必要か?
  • パパの育休取得のメリット、デメリットは?
  • パパの育児休暇取得の判断基準は?

1. ライフプランを踏まえて、育休取得を夫婦で話し合おう!

男性の育休取得の有無より、まずはライフプランを踏まえて、育休取得を話し合いましょう!

・ママが仕事復帰を前提とする場合
・ママもしくはパパが専業主婦(夫)となる場合
・数年後に転職する場合           など

今後のライフプランによっては取得期間やタイミング変わってきます。

例えば…

  • ママが復職する場合、産後だけでなく、復職直後も取得する方がいいのか
  • 今の仕事はハードで、育児に参加できないから別の会社に転職を考えたい。
  • 専業主婦として育児に専念したい。

・パパも育休を取っておけば、、、
・取得しない方が良かった、、、

と後悔しないためにも、育休取得後のライフプランも視野に入れて夫婦で話し合いましょう。

2. 男性の育休を検討するときの5つのポイント

男性育休取得時の検討ポイントを以下の5つに整理しました。順番に解説していきます。

  1. 制度を理解する
  2. 育児環境をシュミレーションする
  3. 家計をシュミレーションする
  4. メリット・デメリットから検討する
  5. 育休の取得期間を検討する

1. 制度を理解する

育休を検討する際に、育休の制度について夫婦で共有しましょう。

また、制度だけでなく、お互いの会社の就業規則を確認し、使える福利厚生や条件等を確認・共有することも重要です。

>>>関連記事:【2024年4月最新】男性の育休とは?育休の制度について要点を解説

2. 育児環境をシミュレーションする

誰がどれだけ育児に参加するのか役割を明確にするため、夫婦で話し合いましょう!

  • 家事・育児分担をどうするか。
  • 育児のために残業を減らす、有給消化、時短勤務が可能か。
  • 夫婦がいつ休憩・睡眠時間を確保するか。

初めての育児の方は、シュミレーションしづらいと思うため、我が子の生後1カ月ごろの1日のスケジュールを参考にしてみてください。

生後1カ月の1日のスケジュール

このスケジュールの間に仕事を入れるとしたら、

今までの生活スタイルを当てはめるとしたら、

どこかがオーバーフローするか否かを考えてみてください。

  • 育休を取得せずとも回せるのか→回せないなら育休を取得する
  • 回せないが、育休は取得できない→第三者のサポートを検討

夫婦だけでなく、両親や地域のサポート制度なども合わせて検討しておくのも重要です。

産後〜2ヶ月頃のママは交通事故にあったほど、心身への影響は大きいと言われてます。
育児と家事を両立するのは難しいと割り切り、家族や第三者にお願いできることはお願いするのも一つです。

例えば…

  • 里帰り出産で家事全般を両親に手助けしてもらう。
  • 産後ケアハウスを利用する。
  • ベビーシッターや家事代行に一時的に依頼する。

初めての育児は予想できないことの連続です。

「自分がなんとなかしなくては」と思うよりは、もしものときは頼れるところを事前に探しておくことで、

育児の心理的なハードルを下げてくれると思います。

3. 家計をシミュレーションする

育児休暇取得時に生活の収支に影響がないか夫婦で話し合いましょう!

貯金が一切ない場合、育休取得はしないほうが良いかもしれません。

育児休業給付金の注意点

  • 収入が減る。(育休開始から180日まで:給与の67%、育休開始から180日以降:給与の50%)
  • 給付金の受取は休業開始から2〜3ヶ月後。
  • ボーナス支給は会社による。

2ヶ月以上育休を取得する場合、給付金が支給されるまでに、2〜4ヶ月かかります。

また、育児関連用品の購入や病院の出費も重ねるため、育児休業取得前に生活費3ヶ月分+αは貯金しておきたいところです。

ボーナス支給については、会社で算定基準日が決められているため、会社の就業規則を要確認。

育休中のお金については、以下で解説しています。

>>>関連記事:【育休中の給与はどうなる?】男性育休中のお金事情について解説!

>>>関連記事:【貯金】貯蓄0円→1000万円貯めるために実践したこと9選(収入の範囲内で暮らす方法)

4. メリット・デメリットから検討する

メリット

パパのメリット・育児に集中できる
・ママの心身のサポートができる
・夫婦関係が良くなる
・父親として成長できる
・時間の使い方がうまくなる
子供のメリット・子どもの発達に良い影響
・父と子の関係向上
会社のメリット・企業のイメージアップ
・生産性の向上

育児に集中でき、ママのサポートができるのが一番のメリットです!
産後のママは交通事故にあった状態で育児も家事もましてやパパの面倒を見ることは到底できません。

パパが家事・育児を率先して行うことで夫婦の絆が深まるのはもちろん、

育児の膨大なタスクを処理しながら、自分の機嫌をとるのは成長できる良い機会でもあると思います。

また、パパの育児参加により形成された良好な夫婦関係が子供の社会性の発達を促すことが言われています。(※1, ※2)

会社にとっても、ワークライフバランスが取れている会社としてアピールできるだけでなく、

日頃から属人化を避けることで、育児休暇を取得しやすくなるなど、メリットがあります。

>>>関連記事:【体験談】男性育休を取得して感じたメリット6選!デメリットも紹介

デメリット

育児休暇取得のデメリット

  • 収入が減る。(育休開始から180日まで:給与の67%、育休開始から180日以降:給与の50%)
  • 引き継ぎや挨拶回りなど調整が一苦労
  • キャリアへの影響が心配

一番のデメリットは、収入が減ることです。

そのため、収入以下で生活をし、貯金をしておくことで育児休暇の取得がしやすくなります。

引き継ぎや業務関係者の挨拶回りで育休取得前は業務量が増えることがあります。
日頃から手順書や顧客のリストなどをまとめて置くことで、引き継ぎの簡素化を図ることも可能です。
パートナーの妊娠がわかった時点で、少しづつ準備を始めることで、回避することも可能です。

キャリアへの影響を心配するかもしれませんが、数ヶ月仕事から離れても多くの人は復職後に挽回の余地があると思います。
専門の資格やスキルを身に着け、他でもやっていけると自信をもっておくことも育休を取得しやすくなります。

また、今後育児休暇取得者が増えた場合、取得者ひとりひとりが目立たなくなるのでキャリアへの影響はさほど気にしなくて良いと思います。

>>>関連記事:【体験談】男性育休を取得して感じたメリット6選!デメリットも紹介

5. 育休の取得期間を検討する

育児休業の取得に前向きになったところで、取得する期間、タイミングを決める必要があります。

里帰り出産や引っ越しなどのイベントを考慮して、都合のいい時期を決めましょう。

せせらぎ夫婦
せせらぎ夫婦

せせらぎ夫婦の場合、出産直後から産後パパ育休1ヶ月育児休業6ヶ月を取得しました。

個人的には、産後すぐに取得することをオススメします!

>>>関連記事:【男性の育児休業いつからがベスト?】おすすめの時期を紹介!

まとめ:夫婦の意見をまとめて、上司と育休について話し合おう

  1. 制度を理解する
  2. 育児環境をシュミレーションする
  3. 家計をシュミレーションする
  4. メリット・デメリットから検討する
  5. 育休の取得期間を検討する

男性育休は家族、会社、自分にとっても良い影響があります。

また、今を逃すとこんなチャンスはありませんので制度を活用して子どもとの時間を過ごしましょう!

取得期間やタイミングが決まったら上司へ育休の取得について話し合いましょう!

参考文献
※1:駒村康平. “父親の育児参加が出生率と子どもの育ちに及ぼす影響“. 厚生労働科学研究費補助金(政策科学総合研究事業)分担研究報告書. (2024年4月30日閲覧)
※2:永井暁子. “父親の子育てによる父子関係への影響“. (2024年4月30日閲覧)

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