育休を取得できる期間は1年あるが、いつから始めてどれぐらいの期間取得するのが良いか迷いますよね。
この記事では、実際に育児休暇を取得した当サイトの管理人が、取得しておいて良かった時期を紹介!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 男性の育休はいつから取得するのが良いか。
- 家族や自分のためになるタイミングは?
男性の育児休業を取るなら、出産予定日がベストなタイミング!
結論:男性の育休は、出産予定日直後に取得するのがベストです。その理由を3つ解説します。
出産予定日からがベストな理由
- 育児貢献度が高いから新生児時期の苦労を夫婦で分け合えるから
- 育児貢献度が高いから
- パパの育児参加がしやすくなる、パパのワンオペ育児も可能となるから
理由1:新生児時期の苦労を夫婦で分け合える
出産予定日直後に育休を取得することで、新生児期の苦労を夫婦で分け合えます。
新生児時期(生後0日〜4週間)が大変な理由
- 2〜3時間おきの授乳→ママはほとんど寝れない
- 2〜3時間おきのおむつ替え、寝かしつけ→寝かしつけている間に次の授乳へ
- ママは出産で心身ともに消耗している
参考までに、我が子の新生児時期の一日のスケジュールを紹介します。
生後2週間頃の1日です。この日は、ミルク8回、搾乳(搾母乳)5回、おむつ替え9回しました。
これだけのタスクを毎日昼夜関係なくこなす必要があります。
やっと寝た!と寝かしつけに成功しても、気づけば次の授乳時間までもうすぐ…なんてことも
睡眠や休憩は取れるときにとるしかないので、2人体制だと交代で取りやすかった。
育児が初めてであればどうするのが自分たちにとってやりやすく、ベビに快適かを悩み、一つずつ解決していく必要があります。
ちょっとしたことが上手くいくだけでも、夫婦で拍手喝采するくらいの喜びとなり絆が深まります。
理由2:育児貢献度が高いから
出産予定日直後に育休を取得することで、育児への貢献度が高くなります。
産後1〜2ヶ月はママの体調が万全ではないです。また、初めての育児はわからないことが多く不安になるものです。
そんな中、ママの体調が回復するまでの1〜2ヶ月ほど授乳以外の育児・家事をパパが引き受けることでママの負担を減らすことができます。
産後すぐのいちばん大変な時期にパパが育児参加することで、育児への貢献度は高くなります。
パパが育休を取得したことで、初めての育児を一緒に悩みながらできた。
「どうしたらいいだろう」と悩んだときに一緒に調べてくれたり、優先して寝かせてくれたことが嬉しかった。
ちなみに、産後ワンオペママの状態をパパでもわかるように無理やり例えてみました。
産後ワンオペママの状態
- 交通事故に合い、1週間で退院
- 体はまだ痛む中、初めての仕事を担当。右も左もわからず、不安がある中膨大なタスクを遂行。
- 24時間、休憩なしで勤務。睡眠、休憩は取れるときに取る。
- そんな中、「何も分からないから教えて〜」「何も分からないからあとは任せた〜」とくる同僚(パパ)を抱える状態
自分の身体も痛み、休憩や睡眠も十分でない中、初めての仕事で主体性のない同僚を抱えて仕事をすると考えると「あ、しんどいな」と思えるはずです。
まして、この時期にパパが育児に全く参加しなかったり、仕事の飲み会に参加しようもんならママの不満が蓄積されるのも当たり前です。
理由3:パパの育児参加がしやすくなる、ワンオペ育児も可能
出産予定日直後に育休を取得することで、パパの育児参加がしやすく、ままに頼らなくともパパがワンオペで育児可能となります。
パパのワンオペ育児が可能となる理由
- ママと一緒に育児のルールをきめていくことが可能なため、パパが育児参加しやすい環境が整うから
- タスクが多いため、何度も繰り返すうちにノウハウが早く身につくから
初めての育児の場合、白紙の状態から夫婦で育児のルールを作り上げていくことができます。
逆にママがワンオペで育児を開始してしまうとママのやりやすい方法が確立していくため、後でパパが参加しようとすると、ママの指示をもらうまで待つ状態となります。
夫婦でルールを作っていくことで、どちらかが手が離せなくても片方がタスクを完了できるようになります。
また、新生児時期はおむつ替え、授乳、寝かしつけなどのタスクが多く、数をこなすことで育児ノウハウを早く身に着けられます。やればやるだけ、ママ・パパ関係なくワンオペ育児ができます。
ママの体調が回復した頃に、半日ずつ一人時間を楽しむ日を設けて、お互いリフレッシュしたよ〜
出産予定日以外のおすすめ時期
夜泣きが増える時期
出産予定日の次にオススメな時期は、夜泣きの時期です。
夜泣きが最も多くなる、生後7〜9ヶ月頃に夫婦ともに睡眠不足となるため、育児休暇を取得しパパが夜対応、ママが昼対応などシフト制にして乗り越えるのもオススメです。(※1)
生活環境が変わる時期
出産予定日の次にオススメな時期は、生活環境が変わるタイミングです。
具体的には以下のタイミングが考えられます。
生活環境が変わるタイミング
- 里帰り出産から帰って来
- ママの復職時期
- 引っ越し
育児だけでなく生活環境が変わる際には荷物の準備や運搬、役所等の手続きなどパパにもできることがたくさんあります。
まとめ:育休のタイミングを見つけて準備を進めよう!
家庭や仕事の事情を考慮しつつ、可能な限り出産予定日から取得することをオススメします!
男性の育児休暇は出産予定日からがベスト
理由1:育児貢献度が高いから新生児時期の苦労を夫婦で分け合えるから
理由2:育児貢献度が高いから
理由3:パパの育児参加がしやすくなる、パパのワンオペ育児も可能となるから
出産予定日以外でオススメな時期
- 夜泣きが増える生後7〜9ヶ月頃
- 生活環境が変わるタイミング
夫婦で話し合う際の検討ポイントをまとめました!ぜひ参考にしてください。
参考文献
※1:厚生労働省. “お母さんと子どものコミュニケーションのために“.(2024年4月30日閲覧)