【体験談】毒親育ちあるある│とんでも教え5選

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メンタル

こんにちは、こんばんは。せせらぎ夫婦のせせお(夫)です。

毒親に育てられた人々が共通して経験する「とんでも教え」。

これらの教えは幼少期から深く染み付き、成長過程や大人になった今でも、

心の中で囚われ続けることがあります。

しかし、とんでも教えのもと育ったことで、逆に特別なスキルを身につけることもあります。

この記事では、毒親あるあるとして、

「毒親からのとんでも教え」と「毒親育ちのすごいところ」を紹介します。

この記事の内容

  • 毒親のとんでも教え5選
  • 毒親育ちのすごいスキル5選
  • 自分の気持ちに胸を張って生きて良い!
せせらぎ夫婦
せせらぎ夫婦

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 子ども時代の影響を感じている方
  • パートナーや友人が悩んでいる方
  • この記事は、センシティブなテーマなので、
  • 読む人によっては不快な気持ちになるかもしれません。
  • しかし、同じような境遇に合われている方、
  • そのパートナー・友人の方の参考になればと思って記述します。

毒親のとんでも教え5選

毒親のとんでも教え5選

  • 親の言うことは絶対
  • 察せないのはダメなヤツ
  • 褒め言葉を真に受けるのは馬鹿
  • 失敗するのは無能だから
  • 出来ないのは努力不足

親の言うことは絶対

親は絶対的な存在で、反論は許されないという考えです。

結果として、自分の意見や感情を表に出すことができなくなり、

自己肯定感が低下しました。

この教えから抜け出すためには、

「自分の考えや感情にも価値がある」と認識することが大切です。

私の場合、大学進学時に地元を離れ、知り合いが0の地域に住みました。

偽りの自分でなく、素の自分で0から人脈を作れたことで、

  • 自分の話を聞いてくれるんだ
  • 自分の考えや価値観に共感してくれる人がいるんだ

と気付かされ、自信になりました。

察せないのはダメなヤツ

親の感情を察することができないと怒られたり、失望されたりすることが多いため、

常に神経を尖らせて、一歩先の行動を予想して疲弊していました。

  • 察して行動できない
  • 親がイライラしたり、ため息をして失望する
  • もっと早くできるように今の行動に点数をつけられる

結果、自分の気持ちよりも親の感情を優先し、自分の感情はわからなくなってしまいました。

そもそも、他人の感情を完全に察することは誰にもできません。

言いたいこと、お願いしたいことは言葉で伝える必要があります。

そう考えると、親が自分で言語化するのが面倒だから、

「察する」ことを強調していたのかなと解釈しています。

「伝え合う」という文化はなく、「察して行動する」という文化だったのか。

褒め言葉を真に受けるやつは馬鹿

毒親から、褒められることは少なく、

褒められたとしてもそれが裏の意味を持っていると感じさせられることが多いです。

また、「褒め言葉を真に受けるなんて馬鹿だ」と言われることで

他人からの評価を信じることができなくなり、自己評価が極端に低くなりました。

素直に褒め言葉を受け入れることは、自己肯定感を育てる第一歩です。

言っていないことまで、言葉の裏を読むよりも、

言われた言葉に素直に反応するほうが人間関係で疲弊しない一つの方法と感じています。

失敗するのは無能だから

「失敗」の捉え方は人それぞれあると思いますが、

「失敗=無能」という毒親の教えは極端すぎるなと思います。

誰しも失敗するものだし、失敗することは学びの機会です。

しかし、毒親の目からはそれが許されませんでした。

極端な話、「失敗」は駄目なこと、だから失敗してはいけないという論理だったのかもしれません。

そのため、ちょっとした失敗でも、「お前は無能だ」、「一人では何も出来ない」と

言われることが多かったです。

その結果、失敗を恐れ、挑戦することを避けがちになりました。

現在は、以下のように捉えられるようになりました。

  • 失敗は悪いことではない
  • 失敗すること前提で物事を考える
  • 細かな失敗はあるけど致命傷を負わなければいい
  • 失敗したからといって駄目ではない

誰しも失敗しない人はいないし、失敗したからといって

駄目なわけではありません。(人格が否定されることではない)

それでも怖い、不安という方は初めて行くお店に積極的に行くなど

すこし気持ちがソワソワする選択をとることをおすすめします。

出来ないのは努力不足

「できないのは努力不足だ」と常にプレッシャーをかけられてきました。

もちろん、努力が不十分で結果が伴わないこともあるかもしれません。

しかし、基本的に頑張っても、十分に認められることはなく、

さらに高い基準を求められることが多かったです。

その結果、自己評価が低くなり、常に自己否定のループに陥ることがありました。

努力だけでは解決できないことがあるという現実を受け入れることで、

自分に対するプレッシャーを軽減することができます。

毒親育ちのすごいところ5選

そんな過酷な環境で育ったにもかかわらず、毒親育ちの人には

「すごいところ」もたくさんあります。次に、その強みを5つ挙げてみましょう。

毒親育ちのすごいところ5選

  • 空気を読む力(場の雰囲気を瞬時に把握)
  • 人の為に動くことが苦ではない
  • 頑張り屋
  • 共感力が高い
  • 向上心がある

空気を読む力(場の雰囲気を瞬時に把握)

毒親に育てられたことで、周りの空気を瞬時に読む力が養われました。

親の感情や機嫌を察することは自分を守るために必要でした。

「場の雰囲気を素早く感じ取り、適切な行動を取る」ことを幼少期のときから実践しています。

このスキルは、職場や対人関係で大いに役立つものです。

  • 職場の緊張感に敏感
  • 飲み会やイベントで馴染めていない人を見つけて、声を掛ける
  • 上司や顧客がほしいであろう資料を事前に作成しておく

ちなみに、どうやって親の機嫌を把握していたかというと以下のようなものです。

  • 帰宅時の「おかえり」のトーン
  • 朝起きたときの「おはよう」や物音
  • 家事のときの不機嫌さ、物音、ため息

渡しの親の場合、機嫌が悪いと態度にあからさまにでるため、

物音が通常より大きく、ため息や口調が強くなるといった感じでした。

人の為に動くことが苦でない

他人のために動くことができるのも、毒親育ちのすごいところです。

親の要求に応えることが常だったため、他人のニーズを理解し、積極的にサポートする姿勢が身につきました。

ただし、サポートに徹底してしまい、自分のことを蔑ろにすることもありました。

そのため、自分のためにも動けるようになることが、今後の成長にとって重要です。

人のためだけではなく、自分自身のニーズも大切にしていきましょう。

頑張り屋

毒親育ちは、常に高い基準を求められていたため、「頑張り屋」です。

どんな状況でも全力を尽くし、諦めない姿勢が強みです。

しかし、限界まで頑張りすぎて自分を追い詰めることもあります。

私も、限界まで自分を追い込み、ある日「ぷつっと」切れ、何もかもやりたくない、どうでもよくなるや

体調を崩したりしていました。

適度な休息や自己ケアを行うことが苦手なため、意識的に休息を行うことが必要です。

身近なパートナーや友人がこの気質の場合は、積極的に休息を取り入れると良いかもしれません。

共感力が高い

辛い経験をしたからこそ、他人の痛みや苦しみに寄り添う共感力が高いです。

自分が理解されなかった経験を持つため、他人に対して深い理解を示すことができます。

この共感力は、友人や同僚との関係を築く際に大きな強みとなります。

また、先輩・後輩問わず、相談相手になることが多いように感じます。

しかし、相談は受けても、「自分がなんとなかしなきゃ」と躍起にならないように注意が必要です。

私は、幼少期から親や親戚から愚痴を言い聞かされててきました。

その結果、自分の問題と他人の問題の境界線が曖昧になり、「自分が悪いから〇〇なのかも」と

自分を責めることが多くなってしまいました。

相談は受けても、あくまで相手の問題で、答えも相手の中にあるため、

「自分がなんとかしなきゃ」と躍起にならず、相手にお願いされてことを素直にどうするかを悩む様にしています。

向上心がある

毒親育ちは、現状に満足せず、常に「もっと良くなりたい」という向上心を持っています。

自分を変えたい、環境を変えたいという意欲が強く、これが成功への原動力となることがあります。

ただし、過度な理想追求は自分を疲れさせる原因にもなるため、バランスを取りながら進むことが大切です。

理想像にこだわるあまり、現実とのギャップに落ち込み、自分を責めてしまうことがありました。

理想は目指したい方向性であり、完璧にならなくていい(完璧にはなれない)と思うようにしています。

まとめ:自分の気持ちに胸を張って生きて良い!

毒親のとんでも教え5選

  • 親の言うことは絶対
  • 察せないのはダメなヤツ
  • 褒め言葉を真に受けるのは馬鹿
  • 失敗するのは無能だから
  • 出来ないのは努力不足

毒親育ちの「とんでも教え」は、時に深い傷を残すものです。

毒親育ちのすごいところ5選

  • 空気を読む力(場の雰囲気を瞬時に把握)
  • 人の為に動くことが苦ではない
  • 頑張り屋
  • 共感力が高い
  • 向上心がある

しかし、その中でも得られた強みやスキルは、人生の大きな財産となります。

  • 毒親の教えに囚われすぎず、自分の価値や可能性に気づくこと
  • 自分自身を認め、今までの経験をプラスに変えていくこと

が、未来を切り開く鍵です。

自分の人生は、自分自身にしか責任は負えません。

親との関係においても、どう向き合うかは自分で決めて良いのです。

実際に私自身、生きづらさを明確に理解し、その原因が実親であることを認知したのは20代前半です。

今でも、すべての影響が完全に消えたわけではありませんが、

自己理解を深め、自分の価値観や感情を取り戻すことは可能です。

しかし、自分ひとりで乗り越えて行くことはとても厳しいこともあります。

私自身も妻と心理カウンセラーさんの協力があって、20年間で歪んでしまった思考の癖を直し、

ありのままの自分を受け入れるようになれました。

誰かに協力を求めることは苦手かもしれませんが、一歩踏み出して、第三者の力を借りることも方法の一つです。

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