こんにちは、こんばんは。せせらぎ夫婦のせせお(夫)です。
前回、親が『関わってはいけない人』だった時、私が感じた子どもへの影響を記述しました。
本記事では、毒親と呼ばれる親たちの行動の中でも、
多くの人が見逃しがちな「生きづらさ」を引き起こす特徴を掘り下げていきます。
☑この記事の内容
- 子供を苦しめる毒親の行動5選
- 生きづらさを感じても、改善することはできる!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 自分の親との関係に悩んでいる方
- 子ども時代の影響を感じている方
子供を苦しめる毒親の行動5選
- いつも不機嫌
- 否定的な声がけ
- 過度な干渉
- 子供を無視
- 話や意見を聞かない
まず、暴力や暴言は当然のように害となる行為であり、多くの人がこれを毒親の典型と認識しています。
ここでは、それ以外の行動や態度について焦点を当てていきます。
いつも不機嫌
- 親の気分の浮き沈みが激しい
- いつ怒られるかわからないため、常にビクビク怯えていた
- 家に安心できる場所がなかった
親が常に不機嫌であることは、子供にとって非常にストレスです。
気分の浮き沈みが激しく、いつ怒り出すか分からないため、家で常にビクビクして過ごすことになります。
このような環境では、家が本来持つべき「安心できる場所」としての役割を果たすことができません。
子供にとって、安心して過ごせる場所がないということは、日常生活全体に不安や緊張感をもたらし、
長期的には精神的な健康に深刻な影響を与える可能性があります。
否定的な声がけ
- 馬鹿にする、お前が悪いと責める
- 自分の存在自体や考え、気持ちに自信が持てなくなる
- 自分が悪いと思う射やすくなり、人に対して怯える
「お前が悪い」「どうせできない」などの否定的な言葉は、子供の自己肯定感を大きく傷つけます。
自分の存在が否定されているかのように感じ、自信を持つことが難しくなります。
さらに、自分が悪いと思いやすくなり、他者との関係でも怯えるようになってしまいます。
人間関係の構築においても、自分の意見を言えなかったり、自己主張が苦手になることが多いです。
今考えると子供が挑戦し、失敗して落ち込んでいるのに責め立てるのはおかしく、
次挑戦できるよう手を差し伸べたり、見守るのが親のすることだなと思います。
今思えば、落ち込んでいる人を更に追い込むって尋常ではないですよねw
過度な干渉
- 先回りされて、ああでもない、こうしなさいが多い
- 自分で考えることや決めることが出来なくなる
- 失敗すると突き放すため、失敗が怖くなる
過度な干渉も毒親の特徴の一つです。
親が先回りして子供の行動を決めてしまうため、子供は自分で考える機会を奪われてしまいます。
この結果、自己決定力が育たず、自分で物事を決めることに不安を感じるようになります。
さらに、失敗したときに親から突き放されると、「失敗は許されない」という強い恐怖感を抱くようになり、
チャレンジすることそのものが困難になります。
子供を無視
- 謝っても無視とか、もうどうしたら良いかわからない
- なす術なく、追い詰められる
- 存在自体が否定されているようで生きることを肯定することが難しい
子供が何かを伝えようとしたときや謝罪したときに、親から無視されることも深刻な問題です。
無視されると、子供は自分の行動や存在そのものが否定されているように感じ、
どうして良いか分からなくなります。
これが繰り返されると、子供はなすすべなく追い詰められ、
心の中で「自分は生きる価値がない」、「自分は必要ない、邪魔な存在」と感じてしまうことさえあります。
話や意見を聞かない
- 自分の話や意見を聞いてもらえないと、自分の存在をどうでもいいと言われているように感じる
- どうせ聞いてもらえないから、何を行っても無駄と思う
- 他の人にも自分の話や意見を言うときに苦手意識を持つ
親が子供の話や意見に耳を傾けないことも、子供の自己価値感に影響を与えます。
人は誰しも、自分の話を肯定的に聞いてもらえると嬉しいですし、安心します。
逆に、自分の意見を聞いてもらえないと、自分の存在がどうでもいいと感じることになります。
このような経験が重なると、子供は「どうせ何を言っても無駄だ」と感じ、
自分の意見を持つことや表現することに苦手意識を持つようになってしまいます。
結果として、他者とのコミュニケーションにも支障をきたし、
自分の思いや意見を伝えることに消極的になるのです。
- 基本的に子どもの話は聞かず、大人の言うことが正しいと子供を下にみています。
- 特に、子供の辛かったことや嫌だったことに、「お前が悪い」と追い打ちをかけてきます。
- さらにひどい時は、人格否定や自分がいないと何もできない子のように扱われます。
- 大人になっても他人に感情を出すことや意見を言うことが苦手でした。
- 根幹には、どうせ自分の話は聞いてもらえない、自分の存在を認識してもらえないと思っていたから。
まとめ:生きづらさを感じても、改善はできる!
子供を苦しめる毒親の行動5選
- いつも不機嫌
- 否定的な声がけ
- 過度な干渉
- 子供を無視
- 話や意見を聞かない
実際に私自身、生きづらさを明確に理解し、その原因が実親であることを認知したのは20代前半です。
大学生で親元を離れ、全く知り合いのいない地域で過ごしたことで、
0から人脈を作ることとなりました。
ありのままの自分が、知り合い0から人脈を作れたことが、
「偽らなくても、認めてもらえる」と自信になり、
自分という存在を少しずつ理解できるようになりました。
また、実家に帰るたびに息苦しく、辛いということを認識するきっかけともなりました。
今でも、すべての影響が完全に消えたわけではありませんが、
自己理解を深め、自分の価値観や感情を取り戻すことは可能です。
大人になった今、自分の人生をどう生きるかは自分次第です。同じ過ちを繰り返さないためにも、
自分の育った環境を振り返り、乗り越える努力を続けることが大切です。
しかし、自分ひとりで乗り越えて行くことはとても厳しいこともあります。
私自身も妻と心理カウンセラーさんの協力があって、20年間で歪んでしまった思考の癖を直し、
ありのままの自分を受け入れるようになれました。
誰かに協力を求めることは苦手かもしれませんが、一歩踏み出して、第三者の力を借りることも方法の一つです。
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検討してみることをおすすめします。
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