こんにちは、こんばんは。せせらぎ夫婦のせせお(夫)です。
人生において「関わってはいけない人」というのは、多くの人が避けたいと感じる存在です。
しかし、そのような人が実の親であった場合、子どもはどのような影響を受けるのでしょうか。
本記事では、「関わってはいけない人」の特徴を持つ親に育てられた、
当ブログの管理人が実際に感じた生きづらさについて記述します。
☑この記事の内容
- 人生で関わってはいけない人の特徴5選
- 子供に訪れる未来:生きづらいと感じる事5選
- 生きづらさを感じても、改善することはできる!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 人生で関わってはいけない人の特徴に実親が当てはまった人
- 自分の親との関係に悩んでいる方
- 子ども時代の影響を感じている方
現在は、妻や心理カウンセラーさんの力を借り、
ありのままの自分を受け入れることができるようになりましたが、
20代前半は本当に悩み、苦しんだことを覚えています。
人生で関わっては行けない人の特徴5選
人生で関わっては行けない人の特徴は以下のとおりです。
人生で関わっては行けない人の特徴
- いつも正論をかざしてくる人
- マウントをとりたがる人
- 相手を管理(コントロール)する、しようとする人
- 感情的になる人、キレてくる人
- 愚痴ばかり言っている人
せせおの実親は上記の5つの特徴に当てはまりました。
特に、親と子という意識が強く、「子は親に従うべき」という考えが根強く、
「親に向かって」、「親なのに」、「子供にはわからない」などが口癖でした。
常にマウントをとり、罪悪感や人格否定でコントロールするような親でした。
また、感情の浮き沈みが激しく、どこで怒りが爆発するかがわからないため、家に落ち着ける場所はなかったです。
一度切れると暴力はないものの、罵倒され、人格を否定され、
2、3時間ほど説教(長すぎていつも内容覚えてない)を聞くこともありました。
父と母の双方の愚痴や祖父母の愚痴を日常的に聞くこともありました。
子供は、知識や経験が少なく、愚痴の内容がどのぐらい深刻化なのかがわからず、
「困ってる」、「かわいそう」、「なんとかしなきゃ!」、「味方にならないと」と純粋に捉え、
真剣に悩み抱えたことを覚えています。
一方、本人たちは「そんなこと言っていない」、「覚えていない」ことがほとんどでした。
上記のような環境で育つことで、後述するような生きづらさを感じるようになりました。
子供に訪れる未来:生きづらいと感じる事5選
せせおが感じた生きづらさ5選は以下です。
生きづらいと感じる事5選
- 人を信じることが難しい
- 小さな嘘をついてしまう
- 自分さえ我慢すれば良いと思う
- 自分の感情や好き・嫌いがわからなくなる
- 人間関係に支障が生じる
順に解説します。
人を信じることが難しい
信頼関係の構築は、子どもの成長過程で非常に重要な要素です。
しかし、親が信用できない人物であれば、子どもは他人を信じることが困難になります。
例えば、以下のようなことが日常的であると、人を信じることが難しくなります。
- 嘘をつく
- 約束を守らない
- 感情的に不安定
- 人の悪口や愚痴が多い
せせおの親は、「感情的に不安定なこと」と「人の悪口や愚痴」が日常的でした。
どこで怒りスイッチが入るかわからず、家では心が落ち着かず、
その場にいない家族やさっきまでニコニコ会話していた親戚が帰った途端、
頂いたお土産や人格についての愚痴を言うことが日常的でした。
子供からしたら何が本当で嘘なのかがわからず、純粋に褒められても
「どうせお世辞で、心の底から言ってくれてないんだな」と思うようになりました。
その結果、誤った思考が定着して、大人になってから苦労しました。
大人になっても他者との信頼関係を築けず、人間関係が浅くなったり、孤立したりすることがありました。
- 信じるから裏切られたと感じるんだ。人を信じる自分が悪い。もう信じない。
- 褒められてもどうせお世辞でしょ、裏では悪口を言われている
上記のようなことが浮かんできて、人と深く関わる際には無意識にブレーキが掛かってしまい、
心を閉ざし、「何考えているかわからない人」と言われることが多かったです。
小さな嘘をついてしまう
親からの影響で「真実を話すと怒られる」「隠し事をした方が安全だ」と学習することで、
「小さな嘘」をつくことが習慣化してしまいます。
- 親が望む答え、親にとっていい子でいることが怒られない方法であると考える
- 自分の気持や考えにも嘘をつき、いかに怒られないかを優先してしまう
- 真実を話しても聞いてもらえないなら、隠した方が良いとなる
幼少期に身につけたこの行動パターンは、成人してからも続くことが多く、
仕事やプライベートでの信用を失う原因にもなります。
「わからないことはわからない」で良いはずなのに、
あたかも知っているかのように振る舞ってしまい、結果失敗してまうこともありました。
自分さえ我慢すれば良いと思う
関わってはいけないタイプの親に育てられた子どもは、自分の感情やニーズを押し殺すことを覚えてしまいます。
常に親の機嫌を伺い、自分の欲求を後回しにすることで、家庭内の平和を保とうとしてきたからです。
このような行動は「自己犠牲」の精神を過剰に植え付け、自己価値感の低下や、無理な我慢が続く原因となります。
その結果、子どもはストレスや抑圧感を抱えたまま生きることを余儀なくされ、
精神的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。
- よく寝言で叫んでいたり、暴言を吐いていたことがありました。
- 今考えると、日常で溜め込んだストレスを寝ている最中に発散していたのかもしれません。
自分の感情や好き・嫌いがわからなくなる
「自分の感情を抑えなさい」というメッセージを常に受け取ってきたため、
やがて自分の感情が何なのかすらわからなくなりました。
せせおの場合、幼少期から以下のようなことを言われてきました。
- 男だから〇〇しなさい、〇〇であるべきだ
- 男は泣くな、気安く笑顔を見せるな、相手に舐められる
結果、「何が好きか」「何が嫌いか」といった基本的な感情や欲求に対する感覚が鈍くなり、
自己認識が曖昧になってしまいました。
- 素直に「楽しい!」「嬉しい!」と表現することも、
- 「悲しい…」、「寂しい…」といったことを相手に伝えることも苦手となり
- 自己主張ができなくなりました。
他人に流されやすくなる原因となり、長期的には自分の人生の主導権を握ることができなくなるリスクもあります。
人間関係に支障が生じる
人間関係においても支障をきたすことが多いです。
他人に対して過度に依存したり、逆に完全に距離を置いてしまったりといった極端な行動をとることもありました。
子ども時代に安定した愛情を得られなかったことが原因で、
他人との距離感を正しく保つことが難しくなるためです。
まとめ:生きづらさを感じても、改善することはできる!
関わってはいけない人の特徴が親に当てはまった場合、子どもは多くの生きづらさを抱えながら成長していきます。
子供に訪れる未来:生きづらいと感じる事5選
- 人を信じることが難しい
- 小さな嘘をついてしまう
- 自分さえ我慢すれば良いと思う
- 自分の感情や好き・嫌いがわからなくなる
- 人間関係に支障が生じる
実際に私自身、生きづらさを明確に理解し、その原因が実親であることを認知したのは20代前半です。
今でも、すべての影響が完全に消えたわけではありませんが、
自己理解を深め、自分の価値観や感情を取り戻すことは可能です。
大人になった今、自分の人生をどう生きるかは自分次第です。同じ過ちを繰り返さないためにも、
自分の育った環境を振り返り、乗り越える努力を続けることが大切です。
しかし、自分ひとりで乗り越えて行くことはとても厳しいこともあります。
私自身も妻と心理カウンセラーさんの協力があって、20年間で歪んでしまった思考の癖を直し、
ありのままの自分を受け入れるようになれました。
誰かに協力を求めることは苦手かもしれませんが、一歩踏み出して、第三者の力を借りることも方法の一つです。
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